2019/05/13
昼夜はまだ肌寒い季節です。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
皆さんは前歯でしっかりと噛んでいますか?
噛むのは奥歯でと思われているかもしれません。
もちろんそうなのですが、前歯で噛みちぎる行為が、軟食文化の中で薄れている現在、歯列不正が蔓延化している原因となっています。
太古の日本人は、肉食文化であり、固いものを前歯でしっかりと噛みちぎっていました。
そのため奥歯も垂直に起立した状態です。
その反面、現代人の奥歯は狭窄し、内側に傾斜した状態となっています。
前で噛むということは舌と口唇をうまく使うことであり、その力の活性化も促してくれます。
また、口呼吸の状態は舌や口唇の力がない状態であり、将来病気になる可能性の高い呼吸といえます。
ぜひとも前噛みを意識してください。