2019/07/17
梅雨明けが待ち遠しい日々です。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
矯正治療で、特に難しい治療に開口があります。
開口とは上下の前歯が、噛み合わせられない状態をいいます。
この原因として、子供のころからの舌癖があります。
舌癖は、常に舌を前へ出す癖のことで、無意識に行うために前歯が徐々に開いていきます。
なので、装置によって歯並びが改善した後にも、開口が残ります。
最終的には、上下の前歯にボタンをつけて、ゴムで牽引する処置を行います。
ある程度の開口は改善しますが、舌癖が残っている場合は、後戻りを起こします。
そのことを本人にしっかりと自覚していただきながら、治療を進めていきます。
開口の治療は、装置だけでは十分な効果が得られないことをご理解ください。