2018/12/26
穏やかな年末を過ごされていることと思います。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
私の診療の主軸は、取り外し式矯正のほかに予防歯科があります。
予防歯科とは何かといえば、治療後の口腔内を一生涯自分の歯で過ごすことができるように、定期的な予防管理(メインテナンス)を実施していくことです。
当医院では、3,4か月ごとの歯科での予防管理をお勧めしています。
矯正治療中の患者さんも、3か月ごとの虫歯予防を実施しています。
私は、2001年の開業後、取り外し式矯正勉強会と日本ヘルスケア歯科学会に所属し、矯正と予防の勉強を継続しています。
誤解を恐れず言わさせていただければ、歯科本来の使命は、歯の治療よりも歯の保存と予防にあります。
また予防医学という大枠から見ると歯科治療は、どこまで行っても対症療法にすぎず、原因療法は、予防管理と矯正に尽きるでしょう。
矯正の中でもすべての歯を残す非抜歯矯正となり、さらには呼吸や姿勢、食生活の改善も視野に入れた予防矯正であるはずです。
この2本の柱は、当医院の土台であり、ゆるぎない患者利益となるでしょう。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
2018/12/25
年末いかがお過ごしでしょうか?
幕張ドルフィン歯科の米山です。
おかげさまで今年も歯並びの治療を終了され、よく噛める歯列と口呼吸から鼻呼吸へとシフトされた方を多く診させていただきました。
治療経過途中の方でも、徐々に自分の歯列が良くなっていくことを実感されている様子をうかがうことができました。
取り外し式の矯正治療は、治療期間が長く、数年単位のお付き合いとなります。
そのなかで、呼吸や食生活習慣の改善をアドバイスしながら、全身の健康を向上させていきます。
このようなことは、短期間では難しく、長期的なお付き合いの中から少しずつ、良い方向へと変化していくことを期待します。
ぽかん口も一瞬で治ることはありません。
鼻呼吸の意識と夜のマウステープ、口と舌の筋力トレーニングを複合的に取り入れながら、徐々に本来の呼吸へとシフトしていきます。
来年も、焦らずゆっくりとしたペースを守りながら、治療に取り組んでいただければとおもいます。
2018/12/19
15日、16日と2日間、MI修復セミナーへ参加してまいりました。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
Miとはミニマルインターベンションつまり、低侵襲の修復で虫歯治療を終了させるテクニックを言います。
実際には、プラスチックでの修復テクニックですが、最近のプラスチック処置は、私が学生時時代に学んだ内容とは、けた違いに進歩しています。
物性や接着剤の進歩によって、耐久性と審美性が、飛躍的に向上しました。
また、操作性や再現性も上がり、術者、患者ともに恩恵を受けていることを実感した2日間でした。
さて、当医院の矯正治療も、外科や抜歯をしない低侵襲的な矯正といえます。
夜間の装置装着と昼間のよく噛む習慣、口と舌を活性化させる簡単な体操を実施することで、本来のあるべき歯列と咀嚼力、呼吸へと変化していきます。
機能と形態のバランスを取りながら、本来の姿へシフトする矯正治療は、まさにMI的な治療といえます。
矯正無料相談を随時受け付けています。
2018/12/14
年の瀬も押し詰まってきました。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
当医院の取り外し式矯正は、定期的な研修を、SH療法研究会に参加して患者さんへ提供しています。
SH療法研究会は、2008年に発足し、当初から私も会員となり研鑽を積んでまいりました。
歯科衛生士も衛生士部会に参加し、食事や咀嚼指導を勉強しています。
当医院の矯正の特徴として、呼吸や姿勢、口や舌の力を促進するトレーニングを同時に行い、全身のトータル的な健康を増進するプログラムを推進しています。
歯列不正の背景には、食生活や誤った姿勢、口や舌の力の低下、口呼吸などがあるため、そこを無視した歯列の改善は望めません。
そのことを踏まえた治療となるので、どうぞご理解ください。
2018/12/11
ようやく冬らしい寒さとなってきました。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
人間が一生続けていくもの、それが呼吸です。
無意識で行っている反面、意識的にできるものも呼吸の特徴です。
深呼吸や座禅、瞑想、ヨガなど太古から人は、呼吸の大切さを熟知していました。
現代のようにストレスの多い時代は、その呼吸が浅くなりがちです。
グーグルなどの大企業でも、マインドフルネスという呼吸法を取り入れています。
ゴールドメダリストを多数輩出しているスタンフォード大学では、トレーナーがアスリートに対し、大学独自の呼吸法をメニューに取り入れています。
このように、世界的にも呼吸の大切さを企業やアカデミーレベルで、研究、実践している現状です。
私どもの矯正治療でも、鼻呼吸のアドバイスを欠かすことはありません。
特に口呼吸は、口腔機能や歯列への悪影響を及ぼすことがわかっています。
人本来の鼻呼吸を習慣化しながら、矯正治療を進めていくことで、歯列も本来の機能と形態にシフトしていきます。