床矯正の全身への影響
院長の米山です。
矯正専門医の行うワイヤー矯正は、精密な検査のもと、審美的な歯並びを目指したものです。
床矯正は、審美も目標としますが、歯の土台そのものを広げていくため、狭窄歯列を改善することによって、舌の動きをなめらにし、咀嚼の抵抗を軽減させます。
咽頭が広がることによって、睡眠時無呼吸症候群の改善にも繋がっていきます。
歯は元来、噛みやすい位置にあるものですが、食生活の影響で下顎の歯が狭窄し、うまく噛むことが難しくなる傾向があります。
その結果、頭痛、肩こりといった全身にも影響が出る可能性があるのです。
床矯正を行ってから、頭痛や鼻アレルギー、姿勢が改善された患者さんがいます。