食の縁起
千葉市の矯正歯科 幕張ドルフィン歯科です
皆さんは、食事をするときどのようなことを考えながらしますか?
僕は、早食いの傾向があるため、これからすることや今日あったできごとなどを
思い浮かべながら昼食や夕食を取っています。
以前は、テレビを見ながらといった習慣がありましたが、現在はしていません。
止観法というものがあります。
食事をとるときに食材に思いをはせながらゆっくりと箸をすすめる。
この大根は、どんな人が育ててくれたのかな
このコメは、どこで栽培されどのような人がかかわってここまで運ばれてきたのかな
このようなイメージをしながら食べる意義とは、この世界には単独で存在しえるものはなく、
すべての存在はほかのものと因果関係(縁起)のなかに存在しています。
目の前のひとつの存在は、宇宙のすべてと何らかの関係性を持っていること
自分が今ここに存在しているのも、決して偶然ではなく、宇宙のすべての事象との
因果関係の結果であることが見えてきます。
咀嚼とは、意識を食材に集中していただく行為なのです。