走る
12日は、今週末2日連続の学会や勉強会参加のため、休日診療とさせていただきました。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
私の毎日の日課に早朝ジョギングがあります。
今朝も4時30分に起床し、土手までジョギングをしました。
かれこれ18年以上走り続けているでしょうか。
勤務医時代は、昼休みを利用していたのですが、13年前の開業後は、昼間も忙しくなり、
早朝に切り替えました。
雨やよほど体調が悪い日は除いて、走り続けています。
そう、2006年に前妻のえっちゃんが亡くなった時も。
彼女の葬儀後、私は2日で仕事に復帰しました。
それと同時にジョギングも再開しています。
その当時は、メインテナンスルームが完成したにもかかわらず、歯科衛生士が不在。
小学4年生だったゆうたろうを実家の母に預けて仕事していました。
正直、毎日泣いていました。
何かに打ち込んでいないと、涙が出てしょうがなかった。
2011年医院が被災し、3か月間移転開業の準備中も走っていました。
卒後、初めての無職を経験し、この時も不安を抱えながらも毎朝5時には起床し、
走っていたのです。
そんななか、現在の妻エレイがケイトを生んでくれたことは、言葉にならないほどうれしかった!
私は、ただ走るのではなく、槇原敬之さんの曲を聴きながら走るのが好きです。
槇原さんの曲を聴いた方はご存知かと思いますが、彼の詩は、仏教や神道の要素があります。
私がつらい時にどんなに励まされたことかしれません。
桜吹く道を
朝から蝉の歓喜の声のなか
紅に染まる葉を見つめ
まだ星空の広がる空を見上げながら
私は思うのです。
幸福の中にも不幸があり 不幸の中にも幸福が隠されているものだと
私はこれからも走り続けるでしょう。
たとえ明日死ぬことが分かっていたとしても。