一貫性
30日、中秋にしては、熱い陽気となりました。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
午前中は、コンサルタントの高野さんと経営相談。
話題は、先日放映された プロフェッショナル 仕事の流儀 に出演された熊谷崇先生について。
熊谷先生は、山形県 酒田市で管理型の予防歯科を実践されている歯科界では、カリスマ的な
存在です。
私も2001年の開業以来、熊谷先生の講演会に何度も足を運びました。
熊谷先生の実践されている予防歯科は、初診時から予防の大切さを知ってもらうために
虫歯リスク検査などの各種検査を行い、治療後もメインテナンスへの来院を義務付けることで
一生涯、虫歯や歯周病を再発させない定期管理に繋げる医療を提供するものです。
熊谷先生が、山形県で開業された当時、そのことが受け入れてもらえず、時には患者さんから
罵倒されたこともあったそうです。
当然、気になっているところだけ治療すればいいという方にとっては、多くの検査をする必要性を
感じられないことも無理はありません。
しかしながら、熊谷先生は短期ではなく長期にわたる患者利益を追求するという強固な
理念を貫かれ、今では予防歯科大国ともいえる巨大病院へと発展されました。
私も、熊谷先生の医療モデルを実践するものですが、まだまだ発展途上といわざるを得ません。
ですが、人生の時間は決まっています。
自分の信じる道を歩むこと、すなわち一貫性を持つことが、人の道と信じています。
午後は、テニスのプライベートレッスン
ここでも酒田コーチから、一貫性のあるアドバイスをいただきました。
ぶれない心を持つことは、ある意味理想ですが、時にはポキリと折れてしまう。
常に前向きになれる心を養うためには、中途半端な練習ではいけない。
今回も打つべきところで置きにいく自分に、いらだちを覚えました。
錦糸公園は、穏やかな秋空が広がり、子供たちの歓声があちこちで聞こえてきました。
ケイトもようやく長かった風邪が改善し、幼児教室や遊びに夢中になっています。
今年悠太朗は、大学受験、ケイトは幼稚園の入園面接。
二人とも今月と来月に面接を受けます。
自分の意志をしっかり持ち、一貫性のある人間となってもらいたい。
もちろん、心が折れることもある。
一人悩むこともあるでしょう。
特に男はそうだから。
そんなときは、ぜひ私に相談してもらいたい。
そう願わずには、いられません。