実家の匂い
26日は、朝から雨が降り続き、一雨ごとに暖かくなる期待を感じる季節となりました。
幕張ドルフィン歯科 矯正歯科の米山です。
取外し式の矯正は、抜歯をしない矯正です。
午前中は、医療コンサルタントの高野さんと経営相談を行いました。
感染管理や就業規則など、さらなる改善を図ることを意見交換しました。
午後から雨も本降りとなり、私は錦糸町まで。
妻にメールをするのですが、連絡が付きません。
錦糸町の丸井に到着し、コメダでコーヒーを注文。
その時に今日は、幼児教育のどらキッズで母親参観の日であることに気が付きました。
どらキッズの中では、お母さんとお子さんがお遊戯の真っ最中。
なるほど、これでは携帯には出られません。
その後、私たちは実家に向かいました。
私の母は、昭和38年ごろから自宅で洋裁教室を経営しています。
私が、物心ついた時には、すでに自宅の一階に教室があり、数台のミシンや多くの裁縫ばさみ、
大小の定規のある光景は、当たり前のように思っていたものです。
母は、85歳になった今でも教室を継続しています。
私が、学生のころには昼の部、夜の部がありましたが、いつからか昼の部のみとなったようです。
この日は、妻のえれいが、今春幼稚園に入園するけいとの鞄、エプロン、お弁当入れなどの
制作に、どうしてもミシンが必要とのことで母に頼んでいました。
えれいは、裁縫が得意ではないのでプロの登場となったのです。
85歳のプロは、難なく足こぎ式のミシンを操り、仕事がとても速い。
えれいは、結局母任せになっている様子です。
私は、ケイトの相手なので、1階と2階を行ったり来たりしながら
実家の匂いを感じていました。
実家には、柱の傷があります。
私や妹の背丈を毎年図ってくれた母親。
まだ、幼いころの落書きが残っている実家。
7段飾りのおひな様や兜が今も眠っている実家。
そんな実家がいつまでも残ってくれればという幻想を、抱かずにはいられません。
皆さんの実家にも、今も変わらないものが残っているはずです。
そろそろ、実家に帰ってみて懐かしい匂いを感じてみてはいかがでしょうか?