意識
幕張ドルフィン歯科 矯正歯科の米山です。
取外し式の床矯正は、抜歯のない矯正としてご好評をいただいています。
22日朝からシトシトと降る春雨の中 私は、4時30分に起床し品川へ向かいました。
6時過ぎに到着すると、高輪テニスセンターでは、すでにボールの打つ音が外まで響いています。
私の練習相手である鈴木先生とは、3年以上前からここでシングルスの練習をしている仲
ただ、試合経験数の多い鈴木先生には、ゲームとなると分がありません。
経験数をカバーするべく私は、テニスのメンタル本を読み漁っています。
その甲斐あってか、ゲームでも互角に戦えるまでになりました。
具体的には、セルフトークとリズムを意識すること。
たとえ凡ミスしても、自分自身に
大丈夫!次はOK!
力んでいる時には
俺はリラックスしている!
などと声掛けをしていきます。
たとえ、走らされても1,2,3というリズムで振り切ることを心がければ、なんとか返せることを
知ることです。
午後のテニススクールでも、そのことを心がけていきました。
私は、過去心理学や仏教を学んできました。
物事に対する意味付けは、常に自分次第です。
出来事を肯定的にとらえるか、否定的にとらえるかで世界が変わってきます。
将来や過去のとらわれ、不安、恐怖、いらだちが自分を支配すると奈落へと落ちていきます。
今ここを意識することで、そのようなネガテイブな自分を解放することができます。
トップアスリートのなかには、瞑想や座禅を実践している方も少なくありません。
呼吸を意識することでも、今を感ずることができます。
生は、今ここにあることを知る。
たとえ結果が悪くても、その結果が原因を生み出し、原因が結果を作り上げていく。
私もそうですが、人間はどうしても過去や未来にとらわれがちです。
私たち日本人は、もともと不安感の強い遺伝子を所有しています。
その不安感を腐食するための実践が、仏道ともいえます。
技術はそうやすやすとは変えることができなくても、意識は今この瞬間に変えられるものです。
今春、大学生になるゆうたろうは、昨年卓球の都大会で団体優勝していますので、
意識づけは私以上のものがあると感じています。
3歳のケイトもゆうたろう兄ちゃんにならって、大人になっても今ここを楽しめる
人間になってもらいたい。
もっとも、ケイトと一緒に遊んでいる子供たちを見ると、みんな遊びに夢中で
今ここにしか意識がありません。
それを見た瞬間、自分自身が歳をとってしまったことに自ら気が付くのです。