調息
3日ひな祭りの日は、とても暖かい一日となりました。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
当医院の実施している取外し式の矯正治療の中に、呼吸の指導があります。
現代病とも呼べる口呼吸は、口腔内を乾燥させ風邪やインフルエンザ、虫歯、歯周病の原因と
なります。
また、舌の沈下による睡眠時無呼吸症を引き起こしたり、アトピーや関節リウマチにも関係する
ところがあり、けっしてないがしろにはできません。
口呼吸の防止には、鼻で息をする習慣と夜寝ている時に着けるマウステープが効果的です。
また、取外し式矯正自体が、咽頭や気道を広げる効果があります。
舌や口の周囲筋の力を向上させる体操とマウステープは、取外し式の矯正治療にはかかせない
ものとして日々指導しています。
3日のお昼に私は2回目となるヨガをおこないました。
今回のヨガは、ベースとなるヤマ(禁戒)とアーサナ(座法)、プラーナーヤーマー(調息)を学びました。
これらは、率直に仏教に相似していると思いました。
仏教にも五戒や瞑想があるのですが、そもそも源流はインドやネパールなのでしょう。
調息は、現代人にとっても大変重要なものです。
ゆっくりと呼吸をととのえ、止観することを日々実践することは、ストレス社会であれば、
必要なことです。
矯正患者さんへの指導と、私自身もヨガを通じて得られるものを実感していきたいと思います。