小児の睡眠時無呼吸症
17日は、SH療法勉強会に参加しました。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
SH療法とは、当医院の行っている取外し式の矯正治療のことで、顎拡大療法とも言います。
今回、SH療法は、台湾にも進出しました。
その状況を役員の先生からお話をいただきましたが、現地でも大変な反響があったということでした。
また、他の役員の先生からは、小児の睡眠時無呼吸症についてのお話がありました。
小児の睡眠時無呼吸症は、まだ決定的な治療法が確立していません。
しかしながらSH療法が、その治療に役立っている現状があります。
皆さんのお子さんで、夜いびきをする、寝返りを頻繁にする、夜尿をする、昼間の眠気が強い
多動性である、攻撃的であるといった傾向がありませんか?
そのような場合は、睡眠時無呼吸を疑ってください。
治療法としては、SH療法のほかにCPAP,アデノイドの摘出もありますが、思春期に再発する傾向にあります。
睡眠時無呼吸の怖いところは、脳が酸素不足となり、集中力の欠如や成績の低下を引き起こす
ところにあります。
なので、早期発見、早期治療がとても大切なこととなっています。