その人の望みを知る
24日、私は東京タワー近くのデンツプライ本社で開催される、メデイカルダイアローグセミナーに
参加しました。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
人の悩みの多くは、人間関係に集約されるといっても過言ではありません。
そのなかで、人を動かすためには、まず自分自身を動かす必要があります。
そのためには、他者を理解しようとする自分であることと、その人のデータを収集すること
さらには、その人が何を望んでいるのかを聴く姿勢が必要となります。
当医院に来院される矯正相談者は、当たり前ですが自分の歯並びに関心があります。
ただこれはとても重要なことで、その人の望みを知っていることは、話が今後円滑になり、関係性が良好になるということでもあります。
しかし、反対に相談者の中には歯並びはどうでもいいという方もいらっしゃいます。
特に小さなお子さんは、訳も分からず親と一緒についてきただけという状況があります。
そのようなときには、私は本人のやる気がなければ、矯正治療を円滑に進めることは難しいと
親御さんにお伝えしています。
望みとはつまりその人のゴールになるわけですので、ゴールを設定することで長い治療であっても大きなモチベーションとなるわけです。
ここはとても重要で、やり方以上に相談の中で強調させていただいているのです。
まず、その人の抱えている望みを聴くことは、人間関係を円滑にする魔法の質問といえます。