唱導する矯正
師走だというのに暖冬が続いています。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
大きく矯正治療を分けると、固定制の矯正と取外し式の矯正があります。
固定制つまりワイヤー矯正は、矯正専門医の行うものとして広く支持されているものです。
取外し式の矯正は、一般歯科医院が扱うものとして、その勉強会に所属し、
研鑽を積みながら提供していくものです。
取外し式の矯正は、自ら矯正装置を入れることで、歯の土台が広がっていき、歯並びを改善していくものなので、治したいという意志が大きく影響を与えるものです。
また、装置を外してしまう期間が長いと、後戻りを起こし装置が入らなくなってしまいます。
なので、寝ている時の装着は、毎日忘れずに付けることが大切となります。
取外し式の矯正治療がスタートしたならば、月一回の調整に来院していただきます。
そのなかで、私は装置がしっかり動いているか、装着の位置やワイヤーテンションを強めること
などを診ていきます。
その調整の中で患者さんと、たわいのない話をしながら、長期的な治療を継続できるように
支援をしていきます。
また、口呼吸から鼻呼吸に変えていく あいうべ体操を継続していることを確認していきます。
装置装着以上に、昼間外している時間にあいうべ体操や良く噛む習慣が、とても大切なことを
つねに患者さんの耳元でささやき続けています。
このように取外し式の矯正は、ワイヤー矯正ではアドバイスしないところまで視野に入れた
治療を実施しています。