大局を読む矯正
2日、吹き荒れる風の中、テニスをしました。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
こんなときは、試合がいいとコーチが言うので、やってみましたが、私は風を気にしすぎて
1-6で負けてしまいました。
コーチはこんな悪天候をものともしないプレーで、さすがだなーと感心しきり。
取外し式の矯正を治療中の患者さんの中にも、私のように気にしすぎる方も少なくありません。
治療が終わるころ、最初の主訴を解決しても、希望が高くなり、ここをもう少しといった
要求度が高くなってきます。
顎拡大療法であるSH療法は、歯の土台を広げながら歯並びを改善していきます。
狭窄した歯列を本来あるべき位置へと戻していく過程で、呼吸も口から鼻へとシフトするように
指導していきます。
また、どのような矯正治療でも必ず後戻りが起こるため、SH療法では、やや歯の間が若干
開くくらいまで広げていくようにします。
私は取外し式矯正のいわばコーチなので、大局を常に見極めて、ゴールへと進めていきます。
患者さんの気にしすぎるところにアドバイスを入れつつ、たとえ進行具合が遅かったとしても
励ましながらゴールへと導いていきます。
大局さえつかめば、ゴールはすぐ目の前にあります。
人生の中で
失敗しない人は
人生に失敗する
たった一度の人生
思いきり
羽を伸ばして楽しむべし
坂本龍馬