難症例への挑戦
5日の午後、テニスの最中に今年初の雨が降ってきました。
春雨なので、濡れても大したことはなく、風邪の心配もありませんでした。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
取外し式の矯正をしていると、難症例ともいえる患者さんに遭遇します。
特に受け口は、顎顔面の問題が多く、矯正専門医では外科矯正となります。
つまり顎切りです。
取外し式の矯正は、歯を抜かず、ましてや顎も切らないで歯並びを改善することを
目標としています。
しかし、その場合は前歯は切端までの改善となり、限界があることも事実です。
歯並びは治したいけれども、抜歯や顎切りまではしたくないという方には、その限界を
容認していただいています。
私は、最近その限界を補う方策はないかと考えていました。
それを可能にする顎顔面口腔育成研究会の存在を知り、入会することとなりました。
上顔面の発育不全や、下顎の過成長に対する治療法を学ぶことで、臨床の幅が広がる
可能性が見えてきました。
人の体に低侵襲で良好な結果が得られれば、それこそ幅広く支持されると確信しています。
どんなに批判されても、無視されても
バカにされても、ボロクソに言われても
それでも自分がやりたいこと
それを本望という
そんな生き方ができれば
たとえいつ死んでも悔いはない
坂本龍馬