生活習慣に起因する歯列
2日に矯正無料相談会をさせていただきました。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
今回初の試みでしたが、何名かご相談させていただきました。
また、定期的に実施させていただきます。
歯並びが悪くなる要因は、大方の方が遺伝的な要因と思われているようです。
しかしながら、後天的な要因の要素も見逃すわけにはいきません。
たとえば、習癖が歯並びに大きく影響を与えることを、どのくらい自覚されているでしょうか?
頬杖は、習慣化すると顎の位置を大きくずらしてしまいます。
頬杖に似た例としては、手を顎に当てながら寝てしまうことも歯に大きく影響を与える習慣です。
また、5歳になっても指しゃぶりがなくならないようであれば、前歯に大きな隙間を作って
しまいます。
また、舌を出す癖も前歯に悪い力を与える行為といえます。
そもそも現代食は、とてもやわらかい食感であふれています。
この食文化による影響は計り知れず、顎の劣成長や狭窄した歯列を作り上げていくには造作もないことです。
軟食の文化によって咀嚼回数の低下が起こり、脳への負担がかかり認知症やうつ病を
発症する場合が起こり得ます。
矯正相談の中でも歯並び改善の説明だけでなく、その原因も含めた説明を常に実践させて
いただいているわけです。
私はこのように考えていくと、歯列不正もひとつの生活習慣病であるといっていいと
考えているのです。
人生は
無駄に生きるには長い
好きなことをやるには短い
しかし
味わうにはちょうどいい
坂本龍馬