食事の視点
連休中、私は家族と高尾山へ行きました。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
連休中とあって、山頂まで人の列が途切れることなく続いていましたが、森林浴ができて
とても爽快な環境に心が洗われました。
全くゴミひとつ落ちていないことから、ミシュランにも掲載されることはあると納得した次第です。
山頂では、御座とお弁当を広げている家族連れが多く見受けられました。
自然の中や家庭で家族と食事を共にすることが、より一層おいしく感じられるシュチュエーションとなり、人生をより豊かなものにしてくれます。
さて、私は食事をどのようにいただくかを追求する専門家ですので、ここではその話をしましょう。
食事や会話時に口を開けることは、誰でもそうでしょう。
しかし、歩いている時でも口を開けてしまうことは要注意です。
そのような方は明らかな口呼吸であり、口輪筋や頬筋、舌の力が低下しています。
また、その結果歯列も不正傾向にあり、咀嚼力もない状態であることが大方の見解です。
お弁当のおにぎりもこぼし勝ちであったり、水分がないと飲み込めなかったりするでしょう。
また、ストレスによる歯ぎしりやくいしばり、四六時中歯と歯を接触させる行為も、経年的に歯の破折や咬耗を引き起こします。
大自然の中での食事や家族との気の置けない会話のなかでも、よく噛む意識、なるべく
水分を使って飲み込まない、習慣を付けていただきたく思います。
人は
出来事によって
傷つかない
それを
どう解釈するかで
傷つくのである
坂本龍馬