芯の強さ
残暑の残る夜、チックコリア、スティーブガットバンドをブルーノート東京で聴きました。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
両名ともジャズシーンでは超大物同士で、白熱のセッションに学会のお仲間と
酔いしれた一夜でした。
取外し式矯正を治療中の女子学生さんたちから、大きな舞台で活躍した話を
よく聞きます。
管弦楽部で優秀賞を受賞した中学生の女の子やサンバチームに所属し、入賞を果たした
小学生の女の子など、それぞれ自分を輝かせる舞台があります。
当然高みを目指すのであれば、相当な練習が必要です。
治療中におとなしく淡々と語るのですが、内に秘めた情熱は、とてつもないものを
持っているのでしょう。
確かに歯並びには、相当なコンプレックスを持っているからこそ、長期に及ぶ治療を
頑張っているのですが、それさえも彼ら彼女らは原動力としているようです。
なので自分の得意を見つけ、それを楽しむ余裕や芯の強さが感じられるのです。
チックコリアやステイーブガットもかなりの高齢ですが、一流のプロとして第一線で活躍してきた
ソウルが、ずっしりと音のグルーブとして伝わってきました。
本当の強さは
力ではない
内側にある
軸の強さである
踏まれても
叩かれても
否定されても
それでも
また起き上がる
芯の強さなのだ
坂本龍馬