決断の時
秋の雲が、少しづつ空を覆う季節となりました。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
矯正相談に来られてから、しばらく悩まれて治療をスタートされる方が、けっこういらっしゃいます。
私も相談の終わりに、よく熟考されることをお勧めしています。
そもそも矯正治療は、虫歯治療のようにすぐには終わりとなりません。
取外し式の矯正治療は、抜歯をしないかわりに歯の土台をゆっくりと広げていくため
平均3~4年かかります。
その間は、月一回の来院をしていただき、装置の調整とあいうべ体操の実施の確認
また全身症状のチエックなどをしていきます。
口腔内の観察としては、狭窄した歯列が解除されてきているか?
舌の位置が前方へ進んでいるか?
良く噛めるかみ合わせに変化しているか?
などを診ていきます。
装置自体は、夜寝ている時の8時間の装着のみで昼間は、一日3回のあいうべ体操と
食事の時によく噛んでいるかがポイントとなってきます。
このように歯列の改善だけでなく、全身の健康管理も視野に入れつつ、治療を進めていくため
チエック項目が多岐にわたります。
治療が終了するころには、歯列の改善だけでなく、全身の健康の増進が期待できる矯正と
なります。
やれるかな
では動けない
やれたらいいな
でも動けない
やる!
という決断で
やっと動けるのだ
坂本龍馬