感謝すること
皆さん、ご自身の宗派をご存知でしょうか?
幕張ドルフィン歯科の米山です。
私は、曹洞宗で総泉寺の施主となっています。
私の母校である鶴見大学も、曹洞宗の総本山である総持寺に位置し、入学時には一泊参禅も
経験しました。
また基礎課程では仏教学もあり、般若心教を暗記したものです。
日本は仏教と神道が混在し、神社仏閣もコンビニ以上の数あります。
先祖を供養し感謝することは、今生きている方への感謝に通じます。
家族や仕事関係、プライベート関係での人とのかかわり合いのなかで、今というかけがえのない
時間を大切にできます。
日本人は無宗教とよくいいますが、そんなことはありません。
お盆やお彼岸、正月には必ず神社仏閣、先祖のお墓にお参りに行く姿は、信仰の姿であるわけです。
曹洞宗から発達した座禅も今ここを体感し、心の安定をもたらす効果があり、医学的にもセロトニンという心を落ちつかせるホルモンを活性化することがわかっています。
咀嚼は、セロトニンを活性化するリズム運動であり、よく噛むという行為自体が心の安定を
もたらします。
食材の産地や職人の苦労を考えながら食べる行為を止観法といいます。
この行為自体が食への感謝を生みだし、あらゆるものへ感謝する心に通じます。
日本古来からある神道の八百万の神が宿るという信仰も感謝する心の表れといえます。
人は将来
幸せになりたいと願う
だから今の
幸せを感じられない
あっちに行けば
幸せになれると思う
だからここにある
幸せを感じられない
坂本龍馬