本来の歯列
今週は、雨模様の天気が続くようです。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
取外し式の矯正治療の患者さんで、もともと歯の本数が少ない場合、治療が進むと本来あるべきスペースが空いていきます。
歯列不正の原因は、舌の低下により前歯を前へ押す悪い力や片噛み癖、頬杖、軟食傾向の
食生活など多岐にわたります。
先天的な歯の欠如の方は、このような原因によって歯の欠損部も歯列不正の状態で
収まってしまいます。
取外し式の矯正は、本来の歯のスペースを作りながら広がっていくので、最終的に
欠損部は、セラミックスで接着したり、歯と歯の間をプラステックで補う処置となります。
このことは、事前に患者さんへ説明していますので、治療中のスペースが空くことに違和感は
ありません。
本来の歯列は、奥歯が垂直に起立し、繊維性の噛み応えのある食材でもうまく咀嚼できます。
取外し式の矯正は、人本来のあるべき姿へ戻すことを目的としています。
口呼吸から鼻呼吸へ
よく飲み込むからよく噛むへ
本来のあるべき自分へ
この世界での
あなたの役割は
自分らしく生きる
本当は
ただそれだけである
坂本龍馬