鼻呼吸の価値
今年も残すところあとわずかとなってまいりました。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
歯列不正の原因の一つとして口呼吸があります。
口をぽかんと開けた状態が日常的な方は、舌や口の周囲筋の力の低下が起こり、
歯列に悪影響を与えます。
私は、歯列矯正治療のなかで、鼻呼吸への意識づけをアドバイスしています。
また、私自身も取外し式の矯正や鼻呼吸を促進するために、夜寝ている時のマウステープや
疑似高地トレーニングを日課としています。
疑似高地トレーニングとは、鼻をつまんで歩き、こらえきれなくなったとき、鼻で呼吸を整える
ことを繰り返すやや苦しいレッスンです。
しかし、これをやり始めてみると、テニスのレッスン中は息が上がらなくなり、また以前は
翌日とても疲れていましたが、現在は疲れが残ることがなくなりました。
口呼吸は耐久性を奪い、けがをしやすい体質となります。
鼻呼吸は血中の二酸化炭素濃度を上げ、耐久性を高める効果があります。
この事実を知らないアスリートは、けがに泣かされ選手寿命も短くなるでしょう。
凡人は
複雑なほど
値打ちがあると思う
しかし賢人は
シンプルなほど
値打ちがあると知っている
坂本龍馬
幕張ドルフィン歯科 矯正歯科