矯正科での講演
一雨ごとに暖かくなる季節となりました。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
取外し式の矯正は、ワイヤー式矯正とは異なり、小さいころから歯のスペースを作り上げていく
ために、治療期間が長い分、口腔内のみならず、全身の健康の増進も目的としています。
このたび取外し式矯正の母体となるSH療法理事会が、大学の矯正科で講演をしたという情報が
入りました。
大学の矯正科といえば、永久歯列になるまで待ったうえで、歯列をワイヤーで固定しながら
歯列不正を改善する治療がメインとなります。
そのような科が、一般開業医スタデイグループの話をわざわざ聞いてくださるというのですから
驚きです。
ワイヤー矯正は、悪くなってから治す矯正であり、SH療法のように小さいころから、悪くならないうちに予防的に矯正を行うという視点が根本的に違うようです。
このように取外し式の矯正は、歯列や口腔また全身の育成をとらえた矯正といえます。