慢性上咽頭炎とは
桜が満開の時期となりました。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
皆さんは、慢性上咽頭炎をご存知でしょうか?
この疾患は耳鼻科でも治らない咳喘息、めまい、鼻閉や内科でも原因不明な頭痛、肩こり
腹痛、胃腸障害などの原因と考えられています。
処置方法としては、鼻や喉から塩化亜鉛をしみこませた綿棒を入れてこする治療があります。
また、生理食塩水を鼻から数滴たらす方法や鼻うがい、夜間の口テープ、あいうべ体操、口腔ケアなども効果があります。
特に口呼吸は、雑菌を直接口腔内から咽頭へと通すために慢性上咽頭炎になりやすい呼吸です。
なので、鼻呼吸に変えるためにあいうべ体操やマウステープの装着を寝ている時にすることで
改善していきます。
他の原因としては、風邪の慢性化、粉じん、たばこ、黄砂、ストレス、低気圧、寒冷があります。
もし何かしらの不定愁訴をお持ちなら、慢性上咽頭炎を疑ってみてください。