耳鼻科でも治らない疾患
桜前線も東北へと移動し、散る桜で川が桃色に染まる光景が見られます。
幕張ドルフィン歯科の米山です。
前回、慢性上咽頭炎のお話をしたところ、大きな反響をいただきました。
長引く咳、耳鼻科へ通っても改善しない疾患は、慢性上咽頭炎を疑ってください。
しかし、こちらの疾患は耳鼻科でもあまり知られていない病気なので、治療法も浸透していない
ようです。
実際には、上咽頭擦過療法という治療があります。
ご自身でケアされる場合は、生理食塩水の鼻うがい、血行を改善させるための首湯たんぽ
口呼吸から鼻呼吸へ変えるための口テープ(夜間)やあいうべ体操、口腔環境の改善のための
歯科での定期的なくクリーニングが効果的です。
私自身は、慢性上咽頭炎ではありませんが、口テープやあいうべ体操、鼻うがいを花粉症を
軽減させるために実施しています。
また職業柄首こりが強いため、最近首湯たんぽも開始しています。
今年の花粉症はとてもひどく、発症時発熱と咳が続き、散々な目に合いました。
現在は小康状態ですが、花粉症の症状は5月まで続くため、予断を許しません。
少し話がずれましたが、耳鼻科でも治癒しない疾患は、慢性上咽頭炎を疑いましょう。